セイバーメトリクスってなに?

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今までの記事で、様々なランキングを発表し、その時に指標を使ってきましたが、
野球初心者の方や、野球を知っているけど、指標までの細かいデータは分からない。

 

出塁率」や「長打率」は、知っている。
でも「OPS」や「WHIP」は、選手名鑑などで見たことはあるなぁ。

 

でもこの指標ってなんなの?

 

という方も多くいらっしゃると思いますので、
その指標について説明していこうと思います。

 

そういった指標の意味を知っていると、人と違った見方も出来ますし、非常に面白くなります!!

 

今回は、

 

知る人ぞ知る「セイバーメトリクス」についてです!!

 

   目次

 

セイバーメトリクスってなに???

 

セイバーメトリクスは、野球のデータ(選手成績や球場の広さなどなど)を統計学的に客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法のことをいいます。

まだ???って感じだと思いますので、例えを出していきますね!

 

☆例


少し極端な例ですが、


【打者A】打率3割で出塁率も3割の打者

 

【打者B】打率1割で出塁率が4割の打者

 

出塁率(塁に出る確率=アウトにならない確率)

この数値だけ見ると、どちらの打者が、優秀ですか??


【打者A】


打率が3割だと1流打者と評されますね!
ヒットを3割の確率で打つため、華があるので、取り上げられやすく、評価されます。

 


【打者B】


打率が1割なので、ヒットを全く期待されていません。
打率だけで考えると、打者としてはあまり起用したくありません。
ただ、ヒットはあまり打ちませんが、四球を選べます。次に繋ぐことが出来ます。

 


打者Aは、3割打者のため、一見良さそうに見えますが、
出塁率(アウトにならない確率)は3割です。

 

打者Bは、選球眼よく、ヒットはあまり打てませんが、四球を選ぶことが出来るので、
出塁率(アウトにならない確率)は4割です。

 

アウトにならないということは、得点期待値が上がりますので、チームに貢献しています。
ヒットは目立ちますが、四球はあまり目立ちませんよね?

実は、打者としては、打者Bの方が優秀だったわけなんです!!

 

こういった考え方や、様々な見方から分析して、新たな指標の良い選手を使い、
新たな戦略を立てて勝とうということです。

 

セイバーメトリクスの誕生


これは野球データおたくであり、無名ライターであった、ビル・ジェームズさんが1970年代に唱えたものです。

 

近年になってやっと評価されて、MLBでもよく使われており、日本でも球場のスクリーンに「OPS」などのセイバーメトリクスが表示されるようになってきています。


そして、私もよく閲覧しているサイト、スポーツナビの選手成績に記載されている、
セイバーメトリクスの指標から解説していきます!


このスポーツナビに記載されている指標は、比較的簡単な指標となりますので、
今回は、そちらから解説させて頂きます。

まずは、打者指標からです!

 

出塁率

 

打撃機会あたりの出塁の割合を表します。
つまりは、アウトにならない確率のことです。

 

出塁することにより、得点の期待値を上げられることが出来るので、
打率より出塁率」とも言われています。

 

計算式はこちら↓


出塁率 = (安打 + 四球 + 死球) ÷ (打数 + 四球 + 死球 + 犠飛)

一般に平均が.330前後 .400を超えるとリーグでも屈指となります。

 

長打率

 

シングルヒットや四球と本塁打出塁率では同じ出塁1と計算されますが、
長打率では、どれだけ塁を稼げるのかを踏まえた指標であります。

 

つまり、


1打数あたりにおいてどれだけ塁打を期待出来るかの期待値となります。
塁打とは、打者の進む塁の数です。

 

※長打を打つ確率ではありません。

 

計算式はこちら↓


長打率 = 塁打 ÷ 打数

平均は.400前後です。

 

OPS

 

計算式はこちら↓

OPS出塁率長打率

 

出塁率長打率を出すだけという、非常に簡単な計算ですが、得点との相関がとても高く、この数値が一番高い打者が最強打者としても評される指標です。

 

一般に.700前後が平均とされます。

 .800以上で良い打者
 .900以上で非常に良い打者
1.000以上でリーグ屈指の好打者

とも言われています。

 

次は、投手指標です。

 

QS

 

クオリティスタートと読みます。
先発投手が6回以上投げ、自責点3以内に抑えた時に記録されます。
先発投手の試合を作る力を表します。

なお、7回以上自責点2以内に抑えた時に記録されるHQSも上位指標もあります。

 

K/BB

 

奪三振と四球の比です。
1つ四球を出すまでにどれだけ三振を奪えるかが分かる数値です。
数値が高ければ高いほど、コントロールも良く三振も奪える投手であることが分かります。

先発投手に比べ1点が重く感じる、リリーフ投手により求めたい数値でもありますね。

 

WHIP

 

1イニングにどれだけ走者を出したかが分かる数値です。

 

計算式はこちら↓

WHIP = (被安打 + 与四球) ÷ 投球回

 

この数値が低ければ低いほど好投手となります。

1.20~1.30が平均くらいです。

1.00~1.10代で非常に良いとされます。


さらにそれを下回ると、リーグ屈指の好投手なります。

 

まとめ


みなさん野球観戦する時に、監督の気分となって選手の起用法を考えられたりされていると思いますが、こういったデータを把握していることで、よりその場面に的した選手起用や作戦を考えられると思いますので参考にして頂ければ、より野球を面白く、楽しく見て頂けると思います。

 

ぜひ、みなさんの贔屓球団の選手のセイバーメトリクスに基づいて見てみると面白いと思うので、1度見てみてくださいね!