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ナゴヤドーム社員・野球ブロガーのドララです!

3/21時点の上記のオープン戦順位表をご覧ください。

面白いことに、マイナスゲーム差のチームが2チームあります。

これは結構珍しい、珍現象ではないかな?と思います。

 

そこで、皆さんマイナスゲーム差って分かりますか!?

それってどのような場合に起きるの?とか、珍しいケースだし、ややこしそうなので分からないという方もいると思いますので今回は、マイナスゲーム差についてまとめてみました!!

 

  目次

そもそもゲーム差ってなに?

 

ゲーム差は、上位チームAに下位チームBが追いつくには直接対戦で最低何試合を要するか、を示すものです。

 

例えば、上位のAと下位のBのチームのゲーム差が10あるとすれば、BチームがAチームに追いつくには、Bチームが10連勝して、Aチームが10連敗して追いつく差が10ゲーム差となります。

 

イメージは出来ましたでしょうか!?

 

サンプルのチームの勝敗

 

A 10勝6敗   勝率.625 貯金4

B  8勝8敗   勝率.500 貯金0

 

C  3勝1敗   勝率.750 貯金2

D  1勝0敗3分 勝率1.00    貯金1

 

クイズではないですけど、このAとBのゲーム差とCとDのゲーム差分かりますか!?

これを見てすぐにゲーム差が分かる人は、野球がかなり好きな人か数字に強い人じゃないかなと思います。

でも、長年野球を見ている人にとっては簡単かもしれませんね。

 

勝率で上位を決める場合の計算式

 

ゲーム差 = 《(上位チームの勝数 - 下位チームの勝数) + (下位チームの敗数 - 上位チームの敗数)》 ÷ 2

 

AとBのゲーム差を求める式

ゲーム差 =

《 A勝数(10) ーB勝数(8)+ B敗数(8) ーA敗数(6)》÷2

(A10勝ーB8勝)+(B8敗ーA6敗)÷2=2ゲーム差

 

A 10勝6敗 貯金4 勝率.625
B  8勝8敗 貯金0 勝率.500 2ゲーム差

 

2ゲーム差が正解です。

 

CとDのゲーム差を求める式

 

ゲーム差 =

《 D勝数(1) ーC勝数(3)+ C敗数(1) ーD敗数(0)》÷2

(D1勝ーC3勝)+(C1敗ーD0敗)÷2=ー0.5ゲーム差

 

※貯金はCが2、Dが1でCが上回っているが勝率はDが上回っているので計算に注意が必要です。

 

D 1勝0敗3分 勝率1.00 貯金1

C 3勝1敗   勝率.750 貯金2 ー0.5ゲーム差

 

ー0.5ゲーム差が正解です。

 

実際の例①

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ソフトバンク  13試合 3勝9敗1分 勝率.250 借金6

広島  11試合 2勝7敗2分 勝率.222 借金5

 

《 ソ勝数(3) ー広勝数(2)+ 広敗数(7) ーソ敗数(9)》÷2

(ソ3勝ー広2勝)+(広7敗ーソ9敗)÷2=-0.5ゲーム差

 

実際の例②

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ロッテ 11試合 6勝3敗2分 勝率.667 貯金3

楽天  13試合 8勝4敗1分 勝率.667 貯金4

 

このケースは、貯金が4の楽天がロッテに貯金では1上回っていますが、勝率で順位を決定するため、同率3位となっています。

 

そのためゲーム差がー0.5ゲーム差となります。

 

しかし、試合数が少ない上位チームと試合数が多い下位チームとの間では、このようなケースになる事があります。

 

マイナスゲーム差の生じる理由

 

上記の順位表を見るとお気づきだろうが、ソフトバンクと広島、ロッテと楽天は共に試合数と引き分け数が違う問題があるため、このような現象が起きる。

 

・消化試合数(雨天中止などにより差が生じる)

・引き分け数

 

ゲーム差の問題点

 

日本のプロ野球では引き分け制度があります。

試合数から引き分けを除外して勝率を計算しているので、1試合の勝敗の価値はチームごとに、そのチームの引分試合数によって変動してしまう問題がある

 

サンプル①

 

3勝1敗6分 勝率.750 貯金2

6勝4敗   勝率.600 貯金2

 

貯金がある状態での引き分けは勝ちに等しく、同じ貯金数でも勝率が上がります。

 

サンプル②

 

1勝3敗6分 勝率.250 借金2

4勝6敗   勝率.400 借金2

 

借金がある状態での引き分けは負けに等しく、同じ借金数でも勝率が下がります。

 

課題

日本のプロ野球では、ゲーム差は有効な指標として機能していない

上記の様に同じ貯金・借金でも勝率の変動があるためゲーム差だけで順位判断することが出来ない。

 

また、ゲーム差0でありながら勝率によって順位差が付くという事態は頻繁に起こっており、ゲーム差の本質からしてこれも異常な状態である。

 

日本のプロ野球における「ゲーム差」は全体の順位状況を大雑把に把握するための曖昧な目安でしかなく、本来の「ゲーム差」とはかけ離れた存在である。

(wikipedia参照)

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか!?

ペナントレースでも試合数が少ないシーズン序盤や、雨天中止などが続いたり、引き分け数が極端に増えるとこのようなケースが起きますので、ぜひ参考にしてくださいね。